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 1957年に第1次南極地域観測隊が日本を出発してから50周年である事を記念して、日本各地で「南極観測50周年」を記念するイベントが開催されておりますが、「関西アマチュア無線フェスティバル」においても、この歴史的な事実を記念して、「純白の冒険大陸・南極昭和基地からのメッセージ」と題した、下記の特別企画を開催します。

1) 南極にまつわる各種物品展示

 「関西アマチュア無線フェスティバル」会場である池田市民文化会館1階の大ホール前ホワイエにおいて、国立極地研究所(NIPR)のご協力を頂き、南極を紹介する各種のパネル展示を行うほか、南極・昭和基地で実際に使用された防寒具、南極で採集された岩石、そして最大の目玉として「南極の氷」の展示を行います。なお、南極の氷に関しては、実際に触れる事ができる展示形態を予定しております。

 さらに、第一次南極越冬隊長として知られる西堀榮三郎さんを記念した施設「西堀榮三郎記念 探検の殿堂」(滋賀県東近江市)のご協力を頂き、南極の「蜂の巣岩」(同施設所蔵)などが、自由に触れる形態で展示される予定です。

2) 「ダイヤモンドダスト」実験

 「西堀榮三郎記念 探検の殿堂」のご協力を頂き、同施設で行われている「ダイヤモンドダスト(※)実験」を、「関西アマチュア無線フェスティバル」会場である池田市民文化会館1階の大ホール前ホワイエにおいて行います(1時間に1回程度)。

 また、上記の実験の間には、同施設で行われている、少年・少女向工作「雪の結晶の紋切り遊び」を行う予定です。

 ※空気中の水分が急に冷やされた結果、直接氷の結晶になった物

3) 南極観測隊員による講演「南極から環境を考える(仮題)」

 

 小林 正幸さん(JR1FVH、第25次、第46次南極観測隊員、写真左側)と近藤 巧さん(JG3PLH、第41次南極観測隊員、写真右側)をお招きして、講演会「南極から環境を考える(仮題)」を開催します。

 □ 日時 5月26日(土曜日) 15:30開場、16:00開演(講演会の時間は、1時間程度)
 □ 会場 池田市民文化会館 大ホール(1072席)

 また、講演会の司会として、アマチュア無線落語でおなじみの笑福亭 瓶太さん(JO3KHA)と、田中 透さん(JR3QHQ、JARL大阪府支部長)が出演する予定です

4) 関西アマチュア無線フェスティバル記念局 8N3HAMと、南極昭和基地 アマチュア無線局 8J1RLとの交信

 上記の講演会の一部として、関西アマチュア無線フェスティバルの記念局である8N3HAMと、南極昭和基地に設置されているアマチュア無線局である8J1RLとの間で、アマチュア無線を使用した交信を行う予定です。

 交信では、南極昭和基地からの環境についてのメッセージを送って頂く予定で、さらにSSTV(スロースキャンテレビ)を使用して、南極からの画像をリアルタイムに伝送して頂く予定です。

 また、国立極地研究所(NIPR)のご協力を頂き、アマチュア無線の免許をお持ちでない小・中・高校生のみなさんを想定して、インターネットを利用した、NIPRの「南極テレビ会議システム」を利用させて頂き、アマチュア無線による交信と併せてリアルタイムでの「交信」を行う予定です。

 ※なお、当日の昭和基地と日本との電波伝搬の状態により、アマチュア無線による交信が成立しない可能性もございますので、悪しからずご了承下さい。

 

(Photo from JG3PLH、NIPR、写真の無断転載を禁じます)

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 「関西アマチュア無線フェスティバル 2007」 2007年5月26日〜27日
主催 JARL関西地方本部・関西ハムの祭典実行委員会、関西6府県支部
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