演題
「電波監視の概要と不法局の現状 ~電波監視官としての体験談を語る~」
講演概要
アマチュア無線の電波は監視しているの? どんなひとが電波監視しているの?
電波監理局の時代から電監という愛称でなじみのある電波監理の行政機関「総合通信局」ですが、無線局免許の手続きなどで関わる程度で、どんな仕事をしているのか実は知らないと言った方が多いのではないでしょうか。
アマチュア無線局を例にした電波監視や不法局の取り締まりなどの話を中心に、どのように電波監視を行っているかについて、現役の電波監視官が日々関わる不法・違法局との体験談を織り交ぜながら解りやすく説明致します。
場所
池田市民文化会館 小ホール
日時
2014年7月20日(日) 13:00~14:30
講師
総務省 東海総合通信局 電波監理部 監視課 野口 徹也(のぐち てつや)さん
講師プロフィール
愛知県名古屋市に在住
昭和60年 郵政省近畿電気通信監理局に入省
平成 2年 東海電気通信監理局へ転勤
(平成13年 省庁再編に伴い、郵政省から総務省、電気通信監理局から総合通信局へ名称変更)
平成19年 第49次日本南極地域観測隊員として昭和基地へ赴任
平成21年2月に南極から帰国、再び東海総合通信局に配属となり現在に至る。現在、電波監理部監視課でアマチュア無線局、一般業務用無線局をはじめ、違法局、不法局の監視・監督業務に当たっている。
平成19年11月から平成21年2月末まで、第49次日本南極地域観測隊に採用され、1年以上の長期にわたり、昭和基地で29名の仲間と越冬。担当業務は通信として任務に当たった。滞在中は昭和基地のアマチュア無線局、8J1RLを運用し、学生以来のアマチュア無線を楽しんだ。